百年企業を目指すために「オーガニックグロース」な売上計画を立てましょう

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自社のマーケティング力と組織力に合わせた、ナチュラルでオーガニックな売上計画を立てませんか?

青木 忠史

目先の売上なんて忘れてしまえ!
百年企業型経営コンサルタントの青木 忠史(あおき ただし)です。
【お坊さんを目指して日々精進中】

今回は、百年企業にふさわしいオーガニックグロース(Organic Growth)な売上計画についてお話ししたいと思います。

目次

百年企業にふさわしい「オーガニックグロース」とは?

オーガニックグロースとは、自社が保有する内部資産(資金・人材・ノウハウ・システムなどのあらゆる資産)で成長していくことを意味しています。ちなみに、オーガニックグロースの対義語となるのが「M&Aグロース」で、企業合併や買収などによる成長戦略を意味します。

百年企業を目指すための売上計画は、オーガニックグロースで、自社の現状の実力に合わせましょう。無理をしない経営が百年企業の道を拓きます

自社の実力を理解するためにも、まずは毎年の年間計画シートや実績表、月次売上表などをきちんと作りましょう。

無茶な目標や計画を立てると必ず問題が起こります

自社の現状や実力に合わない無茶な目標や計画を立てて、無理やり進んでしまうと、問題は起こり続けます。

そんな会社の経営者は「自分にマネジメント力がないから問題が起きる」と言いますが、問題が起きる原因の1つは、経営者が見栄を張って無茶な売上計画を立てるからです。

なんとなく勢いがいいからといって、「去年の売上の2倍」という目標を立てるのはやめてください。

会社や組織に無理をさせる目標になっていませんか?

本当に2倍にできるのかをしっかり考え、ちょっと頑張れば達成できそうならやればいいですし、会社にかなり無理を強いるようであれば、実力に合わせた目標に、勇気を持って変更しましょう。

去年よりプラス20%の目標を目指すという場合、経営者だけでは達成できない部分を担当者に任せる必要があります。補佐が必要なわけですが、その体制で担当者も頑張れるかどうかまで考えて目標を立てましょう。

目標は立てるものの、達成できずに毎年“未達”で「自分には目標達成能力がない」と意気消沈している経営者もいますが、それはそもそも目標設定そのものが間違っている可能性があります。

実力を把握し、身の丈に合った、ナチュラルでオーガニックな目標を立てましょう

いつお客様が切れるかわからないという不安に駆られ、目先の売上ばかりに集中していても、未来を見据えた長期的な計画を立てることはできません。

どれだけの売上をつくっていけるか、自社の実力を正確に把握し、身の丈に合ったオーガニックグロースな売上計画を立てることで、百年企業を目指すことができるのです。

くれぐれも売上目標で無理をしすぎないでくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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