目先の売上より「永く続く会社」(=百年企業)を目指しませんか?
この考えのもと、日本の中小企業の経営者に向けて、『百年企業型の経営』をお伝えしています。
目先の売上なんて忘れてしまえ!
百年企業型経営コンサルタントの青木 忠史(あおき ただし)です。
【お坊さんを目指して日々精進中】
百年企業を目指す上で、避けては通れないのが、経営における「コアコンピタンス」です。
実際に百年以上続いている企業に共通しているのが、自社の「コアコンピタンス」を持ち、これに逸れない経営をしているということ。
今回の記事では、自社の「コアコンピタンス」に逸れない経営についてお話しします。
企業の「コアコンピタンス」とは?言葉の意味
- 創業時から持ち続けている強み
- 競合他社には真似できない核となる能力
- 競合他社を圧倒的に上回るレベルの能力
上記のような、自社の中核となる競争力のことを意味します。
コアコンピタンスから逸れない経営をするための10の要因
コアコンピタンスから逸れない経営を行う上で、欠かせない「10の要因」を見ていきましょう。
- 集客
- 営業
- 施工
- 採用
- 教育
- 組織づくり
- 経営管理
- 財務戦略
- 経営戦略
- 人生計画
百年企業の共通点として、どの企業も「コアコンピタンス」を備えており、それに則って、上記の「10の要因」を関連づけて巡らせています。
自社の強みを維持するためには、社員育成を継続する必要があります。そして、人を雇い育成し続けるためにはもちろんお金が必要。経営管理をしっかり行うことで、お金を貯め、中小企業でも自転車操業を防ぐことができます。
集客戦略も理解できていないと不安になりますし、組織づくりも重要になってきます。また、経営者自身の人生計画がなければ、事業も迷走してしまうでしょう。
これら「10の要因」は互いに関連し、密接に結びついているのです。
コアコンピタンスとは違うことをやってしまっていませんか?
経営者自身が「コアコンピタンス」を育て続けながら、「10の要因」を理解し、課題を1つずつ解決していくことで、事業を長期に渡り健全発展させていくことができます。
しかし、「コアコンピタンス」の重要性を理解していない経営者は、知らず知らずのうちに「コアコンピタンス」とは違うことをやってしまったり、安易に「コアコンピタンス」を変えてしまいがちです。
経営者には様々な誘いがありますので、不安をかき消すために、必要もない不動産を購入したり、無闇に市場を広げてしまったりと、誤った道に進んでしまいがちなのです。
コアコンピタンスと信念を持った経営者になりましょう
コアコンピタンスや、信念、芯のない経営者は、安易に周囲の影響を受けてしまいます。
コンサルタントに「組織を大きくしましょう」「まずは売上を上げましょう」など、言われるがままに拡大に走ってしまい、経営そのものが上手くいかなくなっている経営者をたくさん見てきました。
お金がないなら無理に組織を拡大しなければいい。「コアコンピタンス」と「10の要因」を理解すれば、組織の拡大以外にもできることはいくらでもあるのです。
コアコンピタンスに逸れない経営を心がけ、長期に渡り健全に発展する百年企業を目指していきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。