中小企業の業績改善コラム
『現役経営コンサルタントが活用!業績改善に役立つチェックリスト48』の記事に基づいて、9つのカテゴリーごとに、改善ポイントの詳細をお伝えしていきます。
今回は最後の【#9 まとめのマインドセット】。
ここまで8つのテーマで業績改善のための具体的な戦略や計画、考え方をお伝えしてきました。最後に、ここまでの内容を3点の大切なマインドセットとして集約してお伝えしたいと思います。

青木忠史(あおき ただし)
■経営コンサル歴20年
■日本建築塗装職人の会 会長
■アサヒリフォーム有限会社2代目代表取締役(現名誉会長)
経営改善実績700社以上・相談実績7,000件以上
『職人の会式 塗装店経営法』開発
『繁盛親方-工事店DXアプリ開発
出版情報
「いちばんやさしい工事店経営の教科書」(ダイヤモンド社)
「のび太くん採用」(サンライズパブリッシング)
「百年企業のつくり方」(フローラル出版)
「日々に小さなイノベーション」を起こし続けよう
大きなイノベーションをどう起こそうかと考えるのではなく、日々に小さなイノベーションを習慣としていくこと。そうすることで、そのうち必ず、自社のコアコンピタンスが明確に顕現化してくることになるからです。
日々に小さなイノベーションをしないということは、いつか痛みの伴う大きなイノベーションをしなければならない日が来るのだと理解して。
他社を見つめるよりも「自社の強み」を見つめ「自社の強み」を育て続けよう
競合他社やノウハウ書などを見すぎるのではなく、「自社の強み」を見つめ、「自社の強み」を育て続けましょう。このコラムでの内容を実践していくということは「自社の強み」を育て続けていくことでもあるのではないでしょうか。
「今やるべきこと」をやり切る。その先に新しいことがあるのだから!
新しいことをやろうと考えすぎる前に「今やるべきこと」をやる。お客様が求めているのに、「今やれていないこと」をしっかりとやる。その先に必ず、新しいサービスのヒントがあり、新しい発展があると考えています。
長年経営を行っていると、時に、自社がこれから行く先は「行き止まり」のように見えることがあるかもしれません。
そんな時に、本コラムのアクションプランを1つ1つ見直し実践していただき、少しでもあなたの会社の業績改善のお役に立てたら嬉しく思います。
これで中小企業の業績改善シリーズの記事は以上となります。
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。